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エシャロットのレシピと栽培方法は?保存方法はどうするの?

エシャロットというハーブを聞いたことがあるでしょうか?

 

エシャロットは玉ねぎの仲間。

で、見た目も玉ねぎを小さくしたような感じで、ベルギーエシャロットという別名もあるんです。

 

エシャロットってあまり聞いたことがないんだけど、

  • どんなハーブなの?
  • 料理のレシピや栽培方法は?

と思われる方も多いのではないでしょうか。

 

知らないだけで、実は使いやすいという事に気づくことができれば、ご自宅でも育ててみたくなるかと思います。

 

そこで今回は、エシャロットのレシピと栽培方法、保存方法についてお伝えしていきます。

 
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エシャロットレシピの人気は?生や酢漬けがおいしいって本当?

 

エシャロットは、玉ねぎとにんにくをまろやかにしたような特徴的な味で、様々な料理に活用することができます。

 

臭み取りや香りづけによく使われ、海外ではとても有名な野菜なんですよ。

 

日本でいう薬味というポジションで使われることが多いですね。

 

なので、メインで食べる料理はあまり見かけませんが素材を引き立てるのによく使われています。

 

生でドレッシングに使うのもよし、加熱してソースの香りづけに使うのもよし、長期間楽しむ方法として酢漬けという使い方もあるんです。

 

ここでは、私が家でよく作る簡単な料理3つと、エシャロットの酢漬けのレシピをご紹介します。

 

どれも簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

 

アサリの酒蒸しエシャロット風味

 

材料

  • あさり 200g
  • 日本酒 50㏄
  • バター 20g
  • エシャロット 10~20g
  • 万能ねぎ 適量

 

続いて、作り方を説明しましょう。

 

  1. アサリはよく洗って砂抜きをしておく
  2. フライパンにみじん切りにしたエシャロット、あさり、日本酒を入れフタをして中火にかける
  3. アサリのふたが空いたところで火を止め、余熱でバターを溶かす
  4. お好みで彩りに万能ねぎを散らして出来上がり

 

私が家で作る時一番作る料理をご紹介しました。

 

エシャロットが一番相性がいいのは貝類なんです。

ニンニクでは強すぎるなぁという時にぜひ使ってみてくださいね。

 

では、次は白身魚に行ってみましょう。

 

 

白身魚のソテー エシャロットのソース

 

材料(2人分)

  • 鯛やヒラメなど白身の魚 2切れ
  • 塩コショウ 適量(魚の下味用)
  • 白ワイン 150㏄
  • 水 50㏄
  • 白ワインビネガー 30㏄
  • バター 30g
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 生クリーム 20㏄
  • コンソメ顆粒 2g
  • 砂糖 ひとつまみ
  • 塩コショウ(味を整える用)

 

それでは、作り方です。

 

  1. 魚に塩コショウで下味をつけ、オリーブオイルでソテーしておく
  2. エシャロットは細かめのみじん切りにする
  3. フライパンにオリーブオイル、エシャロットを入れ焦がさないように炒める
  4. 白ワインと白ワインビネガーを入れ、煮詰まってきたら水を加える
  5. コンソメを加え、混ぜながらバターを少しずつ加える(混ぜながら分離しないように)
  6. 砂糖ひとつまみと仕上げに生クリームを加えてとろみがつくまで煮詰める
  7. ①でソテーした魚にソースをかけて出来上がり

 

見た目をきれいにしたい場合は、④の段階でソースを裏ごしすると滑らかになりますよ。

 

私は、あえてゴロゴロしたソースが好きなので、裏ごしはしていませんが、お好みでチャレンジしてみてくださいね。

 

続いて、ローストビーフサラダのエシャロットドレッシングをご紹介します。

 

 

ローストビーフサラダ エシャロットドレッシング

 

材料(2人分)

  • 市販のローストビーフ 200g
  • レタス 1/4個
  • ベビーリーフ 1パック
  • ミニトマト 5個

 

ドレッシングの材料

  • エシャロット 2個(みじん切り)
  • オリーブオイル 50ml
  • 白ワインビネガー(なければお酢) 大さじ1
  • 粒マスタード 小さじ2
  • 塩コショウ 適量
  • はちみつ 小さじ1

 

では、作り方に行ってみましょう。

 

  1. 野菜はよく洗い、レタスは一口大にちぎりミニトマトは半分の大きさに切る
  2. ドレッシングの材料を混ぜ合わせる
  3. ローストビーフをのせたサラダにドレッシングをかけてできあがり

 

エシャロットのみじん切りを入れることでよりさわやかな香りを楽しむことができます。

市販のサラダがワンランクアップしたような風味になりますよ。

 

大きいお皿にサラダを少し盛り付け、お皿の空いた部分にドレッシングをかけると一気におしゃれな料理になります。

 

では、最後にネットでも良く取り上げられているエシャロットの酢漬けです。

 

 

エシャロットの酢漬け

 

材料

  • シャロット 10~15個
  • 酢 300㏄
  • 砂糖 250g
  • だし昆布 5㎝ほど
  • 赤唐辛子 1本

※漬ける瓶は前日に煮沸消毒を行ってくださいね

 

では、作り方です。

  1. エシャロットは皮をむき、大きいものは半分に切る
  2. 鍋に調味料を入れ、砂糖が溶けるまで加熱する(日持ちのため一度沸騰させましょう)
  3. 漬ける瓶にエシャロット、甘酢、種を取った赤唐辛子、昆布を入れてフタをします
  4. 1か月ほど冷暗所でつけると完成です

 

そのまま食べてもいいですし、みじん切りにしてタルタルソースに使ってもおいしいですよ。

 

エシャロットを使ったレシピを3つと、長期保存のための酢漬けのレシピをご紹介しました。

 

あまり使い慣れないと、どう使って良いか不安になることもあるかと思います。

でも、最初はにんにくの代わりとして使ってみると使いやすいですよ。

 

一度使ってみると、にんにくよりも好きだという方も多いです。

 

また、その使い勝手の良さから自宅でも育ててみたいという方もたくさんいらっしゃいます。

 

ですが、育て方を全く知らないとなかなか育ててみようとは思えないですよね…。

 

そんな方のために、エシャロットの栽培方法についてもお伝えしていきますよ。

 

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エシャロットの栽培方法!増やし方のポイントは?

エシャロットの原産地は中国で、国内産はほぼなく、外国から輸入されているものが多くを占めています。

 

見た目は玉ねぎに近く、皮をむいてみると白っぽい所までは似ているのですが二つ以上に分かれるという特徴がありますよ。

 

そんなエシャロットはすごく丈夫なので、やせた土地でも立派に育ちますし初心者でも簡単に育てることができますよ。

 

では、育て方のポイントを、7つに分けてお伝えしていきます。

 

7つとも大事なポイントになるので、おいしいエシャロットを育てるためにしっかりとチェックしてくださいね。

 

 

(1)用土

 

エシャロットは高温多湿を嫌うので、水はけのよい土を好みます。

 

市販のものを使う場合は野菜用の培養土を用います。

 

(2)置き場所・日当たり

 

日当たりの良い風通しの良い場所を好みます。

 

よく育つ適温は18℃~22℃なので、冬の間は室内に置くようにしましょう。

 

(3)植え付け

 

エシャロットは種から育てることもできますが、種球という小さな球根から育てることが多いです。

 

種球は変色しておらずしまりのあるもの、表面に傷がないものを選ぶようにしましょう。

 

暑さに弱いので8月下旬から9月中旬にかけての時期に植え付けを行います。

 

植え付けの方法は以下の通りです。

 

  1. プランターに土を入れる
  2. エシャロットの種球を芽の部分を植え向きにして深さ5㎝くらいの所に植える
  3. 種球の間は10~20㎝程間隔を空けるようにする
  4. 日の当たるところに置き、芽が出るまでは水をたっぷりあげる

 

小さいものを育てたい場合は種球を2~3個まとめて植え、大きいものを育てたい場合は1つずつ植えましょう。

 

(4)水やり

 

芽が出た後は水の量を控えめにします。

 

土の表面が乾いたのを確認したらたっぷりあげるようにしましょう。

 

水をあげすぎると種球が枯れてしまう事があるので注意してくださいね。

 

(5)肥料

 

飢えてから月1回ずつ1株につき大さじ1程度の化学肥料をあげるようにしましょう。

 

(6)収穫

 

地上に出た葉の部分の6~7割が倒れてくる5~6月あたりの時期に収穫します。

 

株の周りを軽く掘り起こし、葉をつかんで優しく引き抜きましょう。

 

時期を逃すと固くなってしまうので気をつけましょうね。

 

収穫後はすぐ使ってもいいのですが、使い切れない場合は日陰で1~2日ほど乾燥させると日持ちがするので長く楽しむことができます。

 

連作障害に注意しましょう

 

連作障害とは、同じ種類の野菜を同じ場所で育て続けると野菜の生育や収穫量などが低下することを言います。

 

私もエシャロットを自宅で植えた時2年目にこの現象が起きてしまいました…。

 

エシャロットや長ネギ、ニラなどのユリ科の作物は特にこの連作障害が起こりやすいとされています。

 

一度植えたところは期間を2~3年空けるようにするといいですよ。

 

増やし方のポイント

 

エシャロットは収穫して乾燥させておいたものを種球としてもう一度植える事で増やすことができます。

 

詳しい方法は上に書いてある植え付けの所を参考にしてみて下さいね。

 

エシャロットとエシャレット?よく似た名前の別の野菜があります!

 

「エシャロット」と調べると、よく似た名前の「エシャレット」というものが検索されることってありませんか?

 

これは、よく似ている名前なのですが、実は「別の野菜」なんです。

 

エシャロットは、小さい玉ねぎのような茶色く丸い形をしており、

エシャレットは、らっきょうのように白く細長い形をしています。

 

ちなみに、エシャレットは、見た目の通り、らっきょうを早めに収穫したものなので間違えないように気をつけましょうね。

 

エシャロットは寒さに強く、すごく丈夫なハーブなので初心者でも簡単に育てることができます。

 

多湿の環境には弱いので、水のあげすぎには気をつけるようにしてくださいね。

 

また、エシャロットやネギ、ニラなどのユリ科の植物は、2年連続で同じ場所に植えてしまうと育ちが悪くなる連作障害という現象が起こります。

 

連続で植える場合は場所を少しずらすなど工夫が必要なので注意しましょう。

 

一度エシャロットを植えると、食べる以上にたくさん収穫できることがありますよね。

 

そんな時のために、続いてはエシャロットの保存方法についてお伝えしていきます。

 
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エシャロットの保存はどうする?日持ちはするの?

ご自宅で育てたエシャロットは使い切ることができればいいのですが、量によってはなかなか難しい事もありますよね。

 

ですが、エシャロットはもともと保存性のいいハーブとは言えないんです。

 

長持ちさせるポイントとしては、収穫後日陰で2~3日乾燥させることです。

 

また、上でご紹介した酢漬けなどでも楽しむことができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ここでは、そのままの状態で保存する場合の保存方法と保存期間についてご紹介していきます。

 

常温保存の場合

 

エシャロットは、収穫後も湿気に弱いところは変わりません。

 

その為、常温で保存する場合は新聞紙で包んで風通しの良い冷暗所に置きましょう。

 

ですが、暑さで傷むことがあるので常温で保存できるのは冬の間となっています。

 

冬の間でも1週間程度で消費するようにしましょうね。

 

冷蔵保存の場合

 

冷蔵庫で保存する場合も常温の時と同じくひとつずつ新聞紙で包みます。

 

新聞紙で包んだものをビニール袋や保存袋に入れて野菜室に入れましょう。

 

臭いが気になる方は口を軽く閉めると良いですよ。

 

冷蔵保存とはいえ日持ちは1週間ほどです。

 

洗ってしまった場合はさらに短く3日ほどで傷んでしまう事もあるので注意しましょう。

 

冷凍保存の場合

 

1週間では消費しきれないという方には、冷凍保存をおすすめします。

 

フレッシュなものと比べてどうしても香りは弱くはなってしまいますが、使い勝手はよくなるので利用状況によって決めてくださいね。

 

冷凍保存する場合は、皮をむいてみじん切りにしてしまうとそのまま使うことができるのですごく便利です。

 

冷凍では1か月ほど保存することができますが、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね。

 
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まとめ

 

エシャロットのレシピや栽培方法、保存方法についてご紹介しました。

 

エシャロットは玉ねぎとにんにくの中間のような風味を持ちます。

 

ここで紹介したレシピは3つ

  • アサリの酒蒸しエシャロット風味
  • 白身魚のソテー エシャロットのソース
  • ローストビーフサラダ エシャロットドレッシング

でしたね。

 

丈夫なハーブなので、比較的初心者にも簡単に育てることができます。

 

ご紹介した7つのポイントを押さえながら、水のやりすぎには注意して育ててください。

 

香りが気になることもあるので初めて食べる場合は加熱した方が食べやすいかもしれません。

 

ほんの少し使うだけでもいつもの料理が変わるのでぜひご自宅で常備してみてくださいね。

チャービルの育て方とレシピのおすすめ!保存方法のコツは?

あなたは、チャービルというハーブをご存知ですか?

 

名前は聞いたことない方が多いかもしれません。

 

でも、ケーキなどの飾りつけに使われることが多いので、意外と目にしていることはあるんですよ。

 

原産はロシアの南部あたりなのですが、今は主にヨーロッパで育てられています。

 

目にしたことがある方でも、チャービルってどんなハーブなの?と思う方や、育て方やレシピを知りたい方もいのではないでしょうか。

 

そこで今回は、チャービルの育て方やおすすめレシピ、保存方法のコツについてお伝えしていきます。

 

これを読めば、チャービルの疑問はほとんどすべて解決できると思いますよ~

 

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チャービルの育て方!種まきや増やし方にコツはあるの?

チャービルは、優しい香りの他にも豊富な栄養素を含んでいるハーブです。

 

デトックス効果や消化を助けてくれる効果があることから、古代ローマ時代から使われていたと伝えられています。

 

見た目の可愛さの他にも、実は健康になるための効果もたくさんあるハーブなんですね。

 

では、チャービルの簡単な説明と育て方についてご紹介していきます。

 

チャービルってどんなハーブなの?

 

チャービルはセリと同じ仲間で、実はパセリによく似たハーブなんです。

別名もいろいろあり、フレンチパセリやセルフィーユなんて呼ばれているので、この別名の方でご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

チャービルは、料理の風味を際立たせるのによく用いられ、フランス料理に使われることが多いんですよ。

 

 

味はパセリにそっくり。

 

ですが、そこまで香りも強くなくマイルドなので、多く使ってもあまり主張がないのが特徴です。

 

 

肉や魚はもちろん、スープやデザートなど幅広い料理で彩りや香りづけに使われています。

 

見た目も可愛らしいので、私もよく料理に使うんですよ。

 

それではここからは育て方のポイントを6つに分けてご紹介します。

 

6つともおいしいチャービルを育てるために大事なポイントになるのでしっかりチェックしてくださいね。

 

チャービルの育て方のコツやポイントは?

 

では、早速見て行きましょう。まずは用土からです。

 

(1)用土

チャービルは乾燥が苦手なので、保水性のある土を好みます。

 

アルカリ性の土の方がよく育ってくれるので、ハーブ用の培養土を用意し一握りの苦土石灰を混ぜるといいですよ。

 

 

(2)日当たり・置き場所

風通しの良い明るいところを選びましょう。

 

直射日光が当たると葉が固くなってしまうので注意してくださいね。

 

 

(3)植え付け

植え付けの時期は3~4月か9~10月が適しています。

 

チャービルは、種から育てる場合と苗から育てる場合があるので、方法についてそれぞれお伝えしていきますね。

 

【種から植える場合】

チャービルは移植を嫌うので、プランターに直接まきます。

 

土に種をまくための穴をあけて、種が重ならないようにまいてくださいね。

 

種をまいた後は薄く土をかけ、芽が出るまでは水を切らさないように注意しましょう。

芽が出て本葉が5,6枚にまで育ったら株と株の間を30㎝程空けるようにしてください。

 

 

【苗から植える場合】

苗から植える場合は、根を傷つけないようにするのがポイントです。

 

根を傷つけてしまうと成長が悪くなってしまうので、ポット苗を買ったときは、周りの土を崩さずにそのまま植えてしまいましょう。

 

間隔は種の時と同じで30㎝程空けるようにしてくださいね。

続いて「水やり」を見て行きましょう。

 

(4)水やり

 

チャービルは乾燥を嫌い、湿り気のある環境の方がよく育ちます。

なので、よく観察して土の表面が乾いていたら水をあげるようにしてくださいね。

 

水が足りないと葉がしんなりしてくるので目安にすると良いです。

 

 

(5)肥料

チャービルはやせた土でも元気に育ってくれます。

なので、植え付ける時に緩効性の肥料を少し混ぜてあげるだけで大丈夫です。

 

追加の肥料は特に必要ないですよ。

 

 

(6)収穫

種まきから2か月ほどで収穫することができます。

 

花が咲く前に適宜収穫をして楽しむようにしましょう。

 

花が咲いてしまうと葉が固くなったり種ができて枯れてしまうので、花を見つけたらすぐに取り除いてください。

 

 

チャービルを増やすには?

 

チャービルを増やしたい場合は「種まき」が向いています。

 

植える時期は、植え付けの場所でもお伝えしたように3~4月、9~10月が適しています。

 

新鮮な種の方が発芽率は高くなるので、育てているものから種を採取するようにすると良いですね。

 

花が咲いてもそのまま置いておくと種が収穫できるので、そこから増やすことができますよ。

 

チャービルは、水が足りないとすぐに元気がなくなってしまうハーブです。

 

育てるときも、土の様子をよく観察して水をあげるようにしてくださいね。

 

パセリに似た香りを持ちますが、そこまで香りが強くないので比較的どんな料理にも合うので使いやすいハーブとも言えますね。

 

とはいえ、初めてハーブを扱う方にはどんな料理に合わせたらいいの?と疑問に思いますよね。

 

続いては、私も家でよく作るチャービルのレシピについてご紹介していきます。

 

簡単なレシピばかりなのでぜひ参考にしてみてください。

 

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チャービルのレシピ!おいしい食べ方にはどんなのがあるの?

チャービルを育てているとたくさん収穫できることもあります。

 

ですが、飾りつけとして使うイメージがあるので、そんなにたくさんは使うことができないですよね。

 

また、火を通すと香りが弱くなってしまうので、生で食べるか、仕上げの直前に入れるなど工夫が必要なんです。

 

ここでは、私もよく作るチャービルを使ったレシピを3つご紹介していきます。

 

海鮮サラダのチャービル風味

 

では、まずは材料からご説明しましょう。

 

材料(2人分)

  • お刺身(サーモン・鯛など) 2人分
  • お好みでエビやイカをボイルしたもの 適量
  • 玉ねぎ 1/2個
  • サニーレタス 4枚ほど
  • チャービル 10g
  • お好みのドレッシング

 

続いて、作り方をご説明します。

 

  1. 玉ねぎは薄くスライスして水にさらし、水気をふき取ります
  2. サニーレタスも水でよく洗い、食べやすい大きさにちぎってから水気をふき取ります。
  3. チャービルは茎の部分を取り除いておきます
  4. お皿にサニーレタス、玉ねぎ、お刺身を並べてドレッシングとチャービルをトッピングして出来上がり

 

ドレッシングはお好みのものでいいのですが、私はイタリアンドレッシングをよく使います。

 

やはり風味を楽しむならそのままサラダで食べるのがおすすめですよ。

 

次は、タラのアクアパッツァという料理です。

 

タラのアクアパッツァ

材料(2人分)

  • タラ 2切れ
  • 塩コショウ 適量
  • アサリ 10個ほど
  • ミニトマト 5個
  • にんにく 1かけ
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 水 1/2カップ
  • 白ワイン 大さじ2
  • チャービル 10~20g

 

では、作り方です。

  1. タラは塩コショウで下味をつけ、アサリは砂抜きをしておく
  2. ミニトマトはヘタを取りよく洗っておきにんにくは薄くスライスしておく
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、タラを皮目の方から焼く
  4. 焼き目がついたらにんにく、ミニトマト、アサリ、水、白ワインを加え煮立つまで強火にかける
  5. 煮立ったら弱火にし5分程煮る
  6. 塩コショウで味を整えてチャービルをトッピングし出来上がり

 

アクアパッツァは簡単で見た目が華やかなので、お家パーティーにぴったりです。

 

パーティー用なら小さな鯛を使うとより華やかになりますよ。

 

最後に、みんな大好きなパスタメニューを一つご紹介しますね。

 

ツナとキャベツのペペロンチーノ

 

まずは、材料から行ってみましょう。

 

材料

  • スパゲティ- 200g
  • ツナ缶 1缶
  • キャベツ 100gほど
  • オリーブオイル 大さじ1
  • にんにく 1かけ
  • 鷹の爪 1本
  • チャービル 10g

 

続いて、作り方です。

 

  1. キャベツは大きめのざく切りにしておく
  2. フライパンにオリーブオイル、にんにく、種を取った鷹の爪を入れて熱する
  3. 軽く油を切ったツナを入れて炒める
  4. パスタを茹で、ゆであがる2分前に①のキャベツを入れ一緒に茹でる
  5. パスタが茹で上がったら③のフライパンに戻し、軽く炒め合わせる
  6. 塩コショウで味を整えて、仕上げにチャービルを飾って出来上がり

 

チャービルはパセリに似た風味を持つのでパスタ料理にもぴったりなんです。

 

ペペロンチーノ以外にも、クリームソースやトマトソースにも合うのでお好みのソースで試してみてくださいね。

 

私もよく家で作っているチャービルを使った簡単レシピ3つをご紹介してみました。

 

チャービルも他のハーブと同じく、使い慣れていないと何に合うのかわからず迷ってしまいがち。

ですが、香りにクセがないので比較的どんな料理にも合わせることができますよ。

 

今回紹介した3つ以外にも合う料理はたくさんあるので、彩りのつもりでいろんな料理にトッピングしてみてくださいね。

 

ところで、チャービルは慣れてくればその使い勝手の良さから家で育てたくなる方が多いです。

 

ですが、ご自宅で育て始めると消費に追いつかないくらい収穫できたりしますよね。

 

捨てるのはもったいないけど使い切れない…とお困りの方に、たくさん収穫できた時のための保存方法をご紹介しますね。

 
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チャービルの保存方法は?冷凍や乾燥はどうなの?

ご自宅で育てたりスーパーで買ったりと、気軽に手に入れられるチャービル。

 

ですが、飾りとして使っているとあまり使い切れないことは多いですよね。

 

せっかく手に入れたチャービルは、きるだけ長い期間おいしくいただきたいと思いませんか?

 

では、どんな保存方法がいいのかお伝えしていきたいと思います。

 

冷蔵保存の場合

 

【濡らしたキッチンペーパーに包む】

 

チャービルは収穫後や購入後、葉がしなっとしていたら一旦水に浸しておきます。

 

水につけておくと葉がシャキッとしてくるので、そうなれば軽く水けをふきとり濡らしたキッチンペーパーで包んで保存袋に入れ冷蔵庫で保存します。

 

キッチンペーパーは毎日取り換えるようにし、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね。

 

 

【瓶に詰める】

 

チャービルを水に浸すまでは同じで、そこから水気をふき取って瓶に入れ冷蔵庫で保存する方法もあります。

 

色が変色している部分があったらすぐに取り除くようにしてくださいね。

 

こちらの保存方法はご自宅にいいサイズの瓶があればキッチンペーパーに包むより手軽に保存することができますよ。

 

調理に使う際も取り出しやすいのでおすすめです。

 

他の保存方法はあるの?

 

ちなみに、チャービルはそこまで香りが強いハーブではないので、冷凍や乾燥する保存方法は向いていません…。

 

彩りにだけ使うのであればいいかもしれませんが、香りはほとんどなくなってしまうので注意してくださいね。

 

では、チャービルについていろいろとお話ししてきましたので、最後にまとめましょう。

 
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まとめ

 

今回は、チャービルの育て方とおすすめレシピ、保存方法についてお伝えしました。

 

チャービルは、日に当てすぎずに水加減に注意すれば初めて育てる方でも十分育てることができます。

 

花が咲いてしまうと葉が固く香りが弱くなってしまうので注意してくださいね。

 

そして今回ご紹介したレシピは3つ。

  • 海鮮サラダのチャービル風味
  • タラのアクアパッツァ
  • ツナとキャベツのペペロンチーノ

でしたね。

 

他にも相性のいい料理はたくさんあるので色々試してみてくださいね。

 

保存する時は、冷蔵保存が向いています。

収穫後2週間ほどはもつので、早めに使い切るようにしてください。

 

チャービルを使って料理を色鮮やかに飾ってあげましょう。

アロマティカスの育て方と増やし方!料理のおすすめはどれ?

あなたは、アロマティカスというハーブを聞いたことがありますか?

 

アロマティカスは、分厚くぽってりとした葉をしていて、見た目は多肉植物みたいに可愛らしいんです。

 

見た目が可愛いので、食べるだけではなく、お部屋のインテリアにもピッタリですよ。

 

でも、それほど有名ではないため、おそらく名前を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか?

 

「アロマティカスってどんなハーブなの?」

「どうやって育ててどう楽しむの?」

 

なんて思う方もいらっしゃいますよね。

 

そこで今回は、アロマティカスというハーブについて、育て方や増やし方、どんな料理におすすめなのかをご紹介していきますね。

 

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アロマティカスの育て方!上手に育てるコツやポイントは?

 

アロマティカスは、言うまでもなく、名前に「アロマ」とつきます。

 

名前のように、香りが良いハーブとして有名なんです。

 

葉に軽く触れるだけで、ミントを香水にしたようなさわやかな香りしますよ。

 

 

また、アロマティカスは、ハーブと多肉植物の中間のような特徴を持っています。

なので、こまめな世話が必要なくて、初心者にもおすすめの育てやすいハーブなんです。

 

では、アロマティカスについてよく知らない方のためにどんなハーブなのかご紹介していきますね。

 

育て方のポイントも5つに分けてご説明します。

5つとも、私が育てる時に気をつけている事なのでよくチェックしてみてください。

 

アロマティカスってどんなハーブなの?

 

アロマティカスは、実はミントやバジルと同じシソ科のハーブなんですよ。

 

一見共通点はないように感じますが、「香りに特徴がある」という面では似ていますよね。

 

 

原産は東南アジアやインド。

食べられる多肉植物として楽しまれてきています。

 

アロマティカスの葉は柔らかい毛で覆われており、触ると香りが立ちプニプニしていて気持ちいいので、私もよく指で触っては楽しんでいますよ。

 

 

最近は、そのさわやかな香りから「育てる芳香剤」とも呼ばれています。

 

なので、人工的な強い香りが苦手な方におすすめですよ。

 

アロマティカスの育て方は?

 

では、早速育て方の流れを順番に見て行きましょう。

 

 

(1)用土

 

多肉植物と似ているので、水はけのいい土を選びましょう。

 

ホームセンターなどで買う場合は多肉植物用の土や観用植物用の土を選ぶと良いです。

 

 

(2)日当たり・置き場所

 

日当たりの良いところを好みますが、夏の直射日光には注意が必要です。

 

夏場は明るい日陰に置くか、レースのカーテンなどで日光を優しく遮ってあげてください。

 

また、寒さは苦手なので10℃を下回ると枯れてしまう事があります。

 

冬場は室内で育ててあげてくださいね。

 

 

(3)植え付け

 

アロマティカスは種があまり売っていないので主に苗から育てます。

 

春から秋にかけていつでも植えることができますが、寒くならないうちに行いましょう。

 

 

(4)水やり・肥料

 

アロマティカスの成長を一番阻害するのは「水のやりすぎ」です。

 

 

アロマティカスは、乾燥した状態を好みます。

なので、土が乾いているかしっかりと確認してからあげるようにしてくださいね。

 

肥料も特に必要としないので、葉の色が悪くなった時のみ液肥を少しだけあげましょう。

 

 

(5)剪定・切り戻し

 

アロマティカスは繁殖力が強く成長も早いので、葉が茂ってきたら間引いたり、剪定(せんてい)を行ってください。

 

特に、梅雨の時期は湿気がこもらないように、根元の近くをこまめに間引いてくださいね。

 

 

さて、いかがでしょうか?

 

アロマティカスは育てるのが簡単で香りもいいので、部屋のいろんな場所で育てたくなりますよね。

 

実は、いろんな所で育てるには、1つの株から簡単に増やすことができるんです。

 

なかなかお得な感じがするハーブなのです。

 

ということで、続いては、アロマティカスの増やし方について3つの方法をご紹介します。

 
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アロマティカスの増やし方!挿し木や水耕栽培で増やせるの?

 

アロマティカスは繁殖力が強く、成長も早いパワフルなハーブです。

 

増やしてあげることで、お部屋のいろんな場所で楽しんだり、おすそ分けにも使えたりしますよ。

 

 

ただし、1つの鉢で育て続けると、鉢の大きさによっては根でいっぱいになります。

 

そのため、生育が悪くなることがあるので気をつけてくださいね。

 

では、増やし方について3つの方法をお伝えしていきます。

 

アロマティカスの増やし方

 

アロマティカスの増やし方には、株分け・挿し木・水挿しの3種類があります。

一つずつコツやポイントについてお伝えしますね。

 

 

【株分け】

 

株分けは大きく成長した株を2~3個に分けて別々の所に植え替える事を言います。

 

アロマティカスを長く楽しむためには、適切な時期に株分けを行うことが大事なんです。

 

成長が早いので放っておくと鉢の中で根腐れを起こしてしまって枯れてしまう事もあるんですよ。

 

 

株分けのコツは、

  1. 時期は4~6月の暑すぎず寒すぎない時に行う
  2. 根や茎を傷つけないように優しく行う
  3. 購入して1年以上経過したら行う

の3つです。

 

 

大きく育てすぎると茎の部分が木のように固くなってしまう事もあるので注意してください。

 

 

【挿し木】

 

挿し木とは、株の一部を切り取り発根させて、別の場所へ植え替える事を言います。

 

挿し木の方法は以下の通りです。

 

  1. 枝の先を2~3節分の長さで切り取ります。
  2. 下の部分の葉を切り取ります。
  3. そのまま土に挿して、根付くまで水をたっぷりあげて育てましょう。

 

根付くまでにはだいたい2週間ほどかかりますよ。

 

 

【水差し】

 

アロマティカスは、そのまま土に挿す「挿し木」で育てる事もできます。

しかし、「水差し」で育てることもできるんですよ。

 

水につけて育てることで、成長の段階が観察できて面白いんですよね。

 

方法は以下の通りに行ってくださいね。

 

  1. 枝の先を2~3節分の長さで切り取ります。
  2. 下の部分の葉を切り取ります。
  3. そのまま透明なガラスの瓶につけます。

 

水は毎日取り換えてあげて、1週間ほどで切り取った茎の先から白い根が生えてきます。

 

2週間経過して根が育ってきたら、土に植え替えて育ててくださいね。

 

 

ところで、せっかく育てたアロマティカスは飾るだけや香りを楽しむだけではもったいないですよね。

 

実は、飲み物や料理にも使うことができるんですよ。

 

「どうやって食べるの?」

「どんな料理に使うの?」

 

という方へ、私がいつも楽しんでいるレシピを3つご紹介します。

 
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アロマティカスの料理は?おすすめレシピを3つご紹介!

香りのよいアロマティカスは、部屋に飾ったりお風呂に入れたりもしますが、料理や飲み物にと、いろいろ使えます。

 

まずご紹介したいのは、ドリンクにぴったりということ。

 

ミントほど香りがきつくもないのでフルーツとの相性が抜群ですよ。

 

 

他にも私が普段よく作っているレシピをお伝えします。

 

ソースはいろんなものに合うので一度作っておくと便利ですよ。

 

ハーブティー&デトックスウォーター

 

(アロマティカスとリンゴの紅茶)

 

材料(1人分)

  • 紅茶のティーパック 1袋
  • リンゴのスライス 1/8個分
  • アロマティカス 葉っぱ5枚分ほど
  • お湯 200㏄

 

続いて、作り方です。

 

  1. ティーポットにティーパックとアロマティカスを入れ、熱湯を注ぎ入れて3分程蒸らします。
  2. ①をカップに入れ、リンゴのスライスを浮かべて出来上がり

 

 

アロマティカスのデトックスウォーター

 

材料(作りやすい分量)

  • ミネラルウォーター 500ml
  • アロマティカス 葉っぱ10枚ほど
  • グレープフルーツ 1/2個

 

では、作り方です。

 

  1. グレープフルーツは外の皮をむいて薄くスライスします
  2. アロマティカスは軽く洗っておきます
  3. ミネラルウォーターの中に①と②をつけて3時間~5時間ほどつけておくだけで完成

 

アロマティカスを飲み物に使う場合は小さくちぎらないことがポイントになります。

 

小さくちぎりすぎると香りが青っぽく変わってしまうので気をつけてくださいね。

 

2種類の飲み物をご紹介しましたが、リンゴやグレープフルーツのほかにもレモンやオレンジなどでもおいしくいただけますよ。

 

アロマティカスのオムレツ

 

材料(2人分)

  • 卵 3個
  • 塩コショウ 適量
  • 牛乳 大さじ2
  • ツナ 1缶
  • ピザ用チーズ 30g
  • 玉ねぎ 1/4個
  • アロマティカス 5~10枚
  • オリーブオイル 大さじ1
  • トマトソース 適量

 

続いて作り方です。

 

  1. みじん切りにした玉ねぎとツナをよく混ぜておく
  2. 卵を溶きほぐし、塩コショウと牛乳、アロマティカスの葉を加えてよく混ぜておく
  3. フライパンを熱しオリーブオイルをひき、卵を流し込む
  4. ①とチーズを中心に置きオムレツの形に整える

 

上にかけるのはケチャップでもいいのですが、アロマティカスの香りを生かすのには、甘すぎないトマトソースをかけるのがおすすめです。

 

では、次にいろいろな料理に使えるアロマティカスのソースをご紹介しましょう。

アロマティカスのソース

 

材料

  • アロマティカスの葉 40~50枚ほど
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩コショウ 適量
  • 牛乳 大さじ1
  • はちみつ 小さじ1

 

続いて、作り方です。

 

  1. アロマティカスの葉はよく洗って水けをふき取っておく
  2. フードプロセッサーに材料を全て入れて滑らかになるまで混ぜる

 

このソースは、冷奴やカルパッチョ、お肉のローストなんかにすごく合います。

 

ですが、葉を細かくすることで青臭さが立ってしまったりするので、ハーブに慣れていない方は最初は違和感を感じるかもしれません。

 

他のドレッシング+アクセントとしても使うことができるので、もし興味がある方は作ってみてくださいね。

 

それでは、アロマティカスについてたくさんお伝えしましたので、最後にまとめましょう。

 

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まとめ

 

今回は、アロマティカスの育て方と増やし方、おすすめレシピについてお伝えしました。

 

アロマティカスは、ミントに似たさわやかな香りやプニプニした感触が楽しめ、お部屋のインテリアにもぴったりです。

 

育てるのも増やすのも比較的簡単にできるので、今回お伝えしたポイントを守って行ってくださいね。

 

また、飾るだけではなく飲み物や料理にも使うことができます。

 

今回ご紹介したレシピは

  • ハーブティー&デトックスウォーター
  • オムレツ
  • アロマティカスの万能ソース

でしたね。

 

生で食べる場合は葉っぱは大きめにちぎると青っぽくならないのでおすすめです。

 

アロマティカスをうまく使って、いつもの生活を華やかにしてみませんか?

ボリジの使い方と育て方!ハーブティーの味や香りはどうなの?

「ボリジ」というハーブを聞いたことがありますか?

 

ボリジは、地中海沿岸に自生する「青い星型の花」が特徴的なハーブなんですよ。

 

ボリジの青色はとても鮮やかで透き通っています。

まるで、聖母マリアの青い服を表していたことから「マドンナブルー」とも言われているんですね。

 

ボリジの名前はラテン語の「borra(剛毛という意味)」から来ています。

 

その名の通り、茎はゴワゴワとした毛に覆われており、触るとチクチクします。

 

ただ、

  • 「ボリジなんて初めて聞いた~」
  • 「どうやって使うの? 育て方は?」

と分からない方も、多くいらっしゃると思います。

 

そこで、今回はボリジの使い方と育て方、ハーブティーにした時の味や香りについてご紹介します。

 
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ボリジの使い方と食べ方!利用法はいろいろあるの?

ボリジは、日本ではマイナーなハーブ。

なので、知っている方の方が少ないかもしれません。

 

ですが、知られていないだけで、実はいろんな使い方があるんですよ。

 

健康面や美容の面にも使うことができるので、気になる方は積極的に使いたいですね。

 

ここではそんなボリジの使い方と食べ方、有効に使うための方法についてお伝えしていきましょう。

まずは、使い方からご紹介します!

 

ボリジの使い方は?

 

(1)料理や飾りつけに

 

自然の食材で青い色はなかなかないので、料理の彩りに使うことができます。

 

花や若い葉はそのまま食べる事もできるんですよ。

詳しい使い方は食べ方の所でご紹介しますね。

 

 

(2)ハーブティーやドリンクに

 

花を煮出してハーブティーを作ってもいいですし、普段のドリンクに浮かべることでおしゃれな飲み物に生まれ変わります。

 

また、ワインに入れると、花は青からピンク色に変化するので、目でも楽しむことができますよ。

 

 

(3)入浴剤や肌の潤いを補うパックに

 

花や葉を綿の布などに包み、そのままお風呂に入れるだけで「入浴剤」にもなります。

 

特に葉には、肌を潤わせてくれる効果があるので、これからの紫外線が強くなってくる季節にはおすすめです。

 

私も、長時間外出した時は、ボリジの入浴剤でゆっくり入浴することにしています。

紫外線による赤みやダメージが和らぎますよ。

 

ボリジは見た目が観賞したり飾りのイメージがあると思いますが、実はおいしくいただく事もできますよ。

 

ボリジの食べ方は?

ボリジは、葉・花などほぼ全ての部位を食べる事ができます。

葉の部分は特にキュウリのような香りがするのが特徴なんですよ。

 

成長しすぎたものは固くなるので、若葉を選ぶようにしてくださいね。

 

では、早速おすすめの食べ方を、3つお伝えしましょう。

 

(1)そのまま食べる!

 

ボリジの花はエディブルフラワーとして、そのまま食べる事ができますよ。

 

ですが、食べる前に注意点が一つあります。それは・・・

 

「咢(がく)」を取る事です。

 

ボリジの咢(がく)の部分は固くてトゲがあったりするので、食べるときにケガをしないように気をつけてくださいね。

 

 

(2)砂糖漬けにする

 

砂糖漬けにすることで紅茶に浮かべたり、ゼリーに入れたりと利用の幅が広がります。

おしゃれなティータイムを過ごすのにもぴったりですね。

 

砂糖漬けの方法をご紹介しますね。

 

【材料 】

  • ボリジの花(がくをとって洗ったもの)
  • 卵白
  • グラニュー糖

 

続いて作り方です。

 

1、ボリジの花はがくを取って汚れを洗い落とします。

※流水だと花がバラバラになるので、お皿などに水を入れその上に浮かしながら洗ってください。

 

2、水分をキッチンペーパーなどで吸収します。

 

3、細い筆などでボリジの花に卵白を塗ってください。(裏側も忘れずに!)

 

4、グラニュー糖を敷いたお皿に載せ、上からもグラニュー糖をかけます。

 

5、そのまま2~3日間ほど常温で乾燥させて出来上がりです。

 

砂糖漬け、ぜひやってみてくださいね。

 

続いては、夏場などに最適なアイスキューブをご紹介します。

 

(3)アイスキューブにする

 

暑い時期におすすめなのが、ボリジの花を使ったアイスキューブです。

 

青いボリジの花は見るだけでも涼しさを与えてくれそうですよね。

 

凍らせるだけで簡単なので我が家でもよくドリンクに入れたりしますよ~。

作り方は簡単です。

 

1、ボリジの花はがくを取って洗っておきます。

 

2、製氷皿の半分の高さまで水を入れてからその中にボリジの花を入れ、いったん凍らせます。

 

3、半分凍ってからさらに水を入れて凍らせると、花がちょうど真ん中に来てきれいな仕上がりになります。

 

 

ボリジは香りを楽しんだり味を楽しむことができるんですが、いろんな効果があるので古くから薬草として使われていたんですよ。

その万能な効果を、3つご紹介していきますね。

 

ボリジはどんな時に使えばいいの?

 

(1)風邪の症状の緩和

 

カリウム・カルシウム・ビタミンCなど風邪の症状に有効な成分が多く含まれています。

 

特にボリジのハーブティーはほんのりとした粘性があるので粘膜を保護してくれたり、のどの痛みにも有効です。

 

(2)気持ちをポジティブにしてくれる

 

ボリジには、アドレナリンの分泌を促進してくれる効果があるんです。

 

アドレナリンは気持ちが高まった時に出るホルモンのことですが、実は自分で調節したりできないんです。

 

ボリジの成分にはアドレナリンを出す器官を刺激してくれる効果があるので、抗うつ作用があります。

 

(3)アンチエイジング・美肌効果

 

煮出した液をパックとして利用すると皮膚の炎症を抑えてくれる効果もあります。

 

ニキビや肌荒れなどの肌トラブルにも有効ですし、入浴剤として使用すると全身がしっとりして明るい印象にしてくれますよ。

 

あまり聞き慣れないボリジですが、いろいろな使い方があるのでで、ぜひ活用してみてくださいね。

 

ただ、ボリジはなかなか市販では買うことが難しいんです。

 

そんな時は、青い星型の花はお庭の彩りにもなるので、ご自宅で育ててみるのも手ですよ。

 

「日本であまり聞いたことないけど簡単に育てられるの?」という方も安心してください。

 

ボリジは初心者にもおすすめな、カンタンに育ってくれるハーブなんです。

 

それでは続いて、ボリジの育て方についてご紹介していきますね。

 
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ボリジの育て方!栽培方法と増やし方のポイントは?

ボリジというハーブは、あまり聞きなじみがないかもしれません。

ですが、実は種や苗は、意外にもホームセンターなどで簡単に手に入れることができるんです。

 

ボリジが育つ地中海は、日本と気候と似ているので比較的育てやすいですよ。

 

花は、咲き始めはピンクでだんだん青色に変化するので、お庭の彩りにもぴったりです。

 

ただし、ボリジは放っておくとどんどん大きくなるので注意が必要です。

 

あまり大きく育てたくないという方は「プランター」を活用すると良いですよ。

 

では、育て方について5つのポイントに分けてお伝えしていきます。

 

すべて私が育てている時に大事にしているポイントなので、よく読んでくださいね。

 

ボリジの育て方の5つのポイント

 

(1)用土

 

ボリジは水はけがよい湿り気のある土でよく育ちます。

簡単に育てたい場合は、市販の園芸用土やハーブ用の土を使うと良いですよ。

 

 

(2)日当たり・置き場所・生育温度

 

ボリジは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。

 

生育温度は15~20℃が適しており梅雨や夏の湿度が高い環境が苦手なので、この時期は特に置き場所には気をつけましょう。

 

 

(3)苗の選び方・植え付け

 

ボリジは、苗からでも種からでも育てることができます。

ボリジの種は大きいので発芽しやすく、初心者の方にもおすすめですよ。

 

苗を選ぶときは黄色く変色していないものを選んでくださいね。

 

【植え付けの注意点は?】

 

種まきの時期は暑さが落ち着いている3~5月と9~10月が適しています。

寒い地域では春に、温かい地域では秋にまくとより大きく育つのでおすすめです。

 

ボリジは大きく育つので複数植える場合は50㎝程間を空けてください。

 

ボリジは根が傷つくと枯れてしまうことがあります。

基本的には植え替えはせず、植え替えを行う時は根を傷つけないように注意しましょう。

 

 

(4)水やり・肥料

 

どちらかというと乾燥している状態を好むので、水はあげすぎないようにしてくださいね。

 

土の表面が乾いた時にたっぷりあげる程度で問題ないですよ。

 

 

(5)収穫

 

ボリジの花は、エディブルフラワーとして食べる事ができますよ。

 

もしかすると、花を食べるのは慣れない方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、料理やお菓子の彩りがよくなり、一気に華やかになるので一度使ってみてくださいね。

 

ただし、収穫の際には一つ注意が必要です。

 

ボリジの葉の表面には白い毛が生えており、触るとチクチクしてしまいます。

肌が弱い方は荒れる可能性もあるので気をつけてください。

 

ボリジを増やすには?

 

ボリジは「種まき」で増やすことができます。

 

大きく育って花がたくさん咲くと、その分種もたくさん取る事ができますよ。

 

自分で種を取っておくのもいいですし、こぼれた種で自然に増えていく場合もあるんです。

 

ボリジは生育力が強いので、こぼれた先でもどんどん育ちます。

 

気づいた時には「そんな所で!?」という所で育っていることもあるので、その場合は大きくなる前に植え替えをしてあげましょう。

 

ボリジは生育力が強く、種からの発芽率も高いので、初心者の方にもおすすめです。

 

湿度の高い時期は、葉を間引いたり置き場所を工夫してください。

 

ボリジは咲いた青い花を楽しむこともできますが、やはり醍醐味は味を楽しむことですよね。

 

ボリジのハーブティーは、薄い青色がきれいで様々な効果効能があるんですよ。

 

続いては、ボリジを使ったハーブティーの作り方や、味や香りの特徴をご紹介しますね。

 
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ボリジのハーブティーの作り方!味や香りはどうなの?

庭で育てたボリジを楽しむ方法として、ハーブティーがありますよね。

 

一般的に、ハーブティーにはドライのものを使う場合とフレッシュなものを使う場合があります。

 

ボリジは、ドライにするのは難しいので、フレッシュな状態でハーブティーを楽しむんです。

 

つみたてのハーブをハーブティーにすると、すがすがしい香りや風味を楽しむことができますよね。

 

ボリジのハーブティーを飲んだことがない方は、

  • 「そもそもどうやって入れるの?」
  • 「どんな味や香りなの?」

と疑問に思うことが多いかと思います。

 

ここでは、ご自宅で育てたボリジをハーブティーにする方法と味や香りについてお伝えしますね。

 

ボリジのハーブティーの入れ方

【分量】

  • ボリジの花 片手1杯分
  • お湯 200ml

 

続いて、入れ方です。

(1)ティーポットにがくを取って洗ったボリジの花を入れて、その上からお湯を注ぎます

 

(2)フタをして3~5分蒸らすだけで出来上がり!

 

そのままで楽しむことができますし、レモン汁やはちみつを入れることでより飲みやすくなりますよ。

 

ボリジのハーブティー、味や香りはどうなの?

 

ボリジのハーブティーは、そのままだと一番近い味や香りは「きゅうり」という感じです。

 

ほのかな甘みがあって優しい味わいなのですが、少し青っぽいので、得意な方とそうではない方に分かれるかもしれません…。

 

なので、そのままでは少し飲みにくいなと感じる方に、おすすめのアレンジ方法をご紹介しますね。

 

おすすめのアレンジ方法

 

レモン汁を入れる

 

レモン汁を入れると、色が青からピンクに変わるんです。

 

レモンの効果でさっぱりと飲みやすくなるのと、色の変化で目でも楽しむことができますよ。

 

 

はちみつや砂糖を入れる

 

甘みを加えることで独特の青臭さが和らぎ飲みやすくなります。

 

上でご紹介した砂糖漬けを入れれば香りと甘みの両方を楽しむことができますよ。

 

 

普段の紅茶とブレンドする

 

普段飲む紅茶に花を浮かべるだけでも香りが立ちおいしくいただけます。

 

使い方は紅茶を淹れるときに一緒にポットに入れてもいいですし、紅茶をカップに入れた後花を浮かべる方法でも大丈夫です。

 

さて、ボリジのハーブについていろいろとお伝えしましたが、最後にまとめましょう。

 
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まとめ

 

今回は、ボリジの使い方と育て方、ハーブティーの味や香りについてお伝えしました。

 

ボリジは、花や葉の部分をそのまま食べたり、砂糖漬けや入浴剤にも使うことができます。

また、ボリジは初心者でも簡単に育てることができるハーブなんです。

 

育てる時は、5つのポイントを守ってやや乾燥気味の環境を保ってあげてください。

 

ハーブティーとして楽しむ時に、そのままで飲みにくい方はレモン汁や砂糖を加えることで飲みやすくなりますよ。

 

ぜひボリジというハーブを、いろいろなことに試してみてくださいね。

チコリのレシピと育て方!チコリ茶がおいしいって本当なの?

日本では高級西洋野菜のチコリは、名前の響きがかわいらしいですよね。

 

ですが、スーパーで見ることはあまりなく、おしゃれなレストランに行かないとなかなかお目にかかれません。

 

そのため、チコリのレシピや育て方、ハーブティーであるチコリ茶の味や香りについてご存知の方は少ないでしょう。

 

  • 「チコリのレシピにはどんなものがあるの?」
  • 「チコリ茶っておいしいの?」
  • 「チコリを育てるのは簡単なの?」

等々・・・かなり疑問に思うことってありますよね。

 

そこで今回は、チコリのレシピと育て方、チコリ茶の楽しみ方等について詳しくご紹介します。

 
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チコリのレシピ!美味しい食べ方はサラダだけなの?

チコリは、ヨーロッパで広く栽培されているハーブであり、野菜でもあります。

海外では日本のキャベツやレタスと同じような感覚で使われているほどメジャーな野菜なんです。

 

見た目はまるでミニ白菜のようで、船のような形が特徴的ですよね。

 

日本ではあまりなじみのないチコリですが、シャキシャキとした歯ごたえと独特のほろ苦さが好まれていますよ。

 

そんなチコリは生で食べるイメージが強いですが、実は加熱してもおいしく食べる事ができるんですよね。

 

私は生のチコリも好きですが、実は加熱した方がもっと好きなんです。

 

ここでは、料理にも食感や彩りを与えてくれるチコリのレシピを3つご紹介します。

 

生のチコリは見た目がかわいいのでパーティーなんかにもおすすめですよ。

では、早速見て行きましょう。

 

チコリのボートサラダ

材料

  • チコリ 1個
  • トマト 1/2個
  • きゅうり 1/3本
  • 黄パプリカ 1/4個
  • 生ハムorスモークサーモン 1パック
  • お好みのドレッシング 適量
  • クリームチーズ 50g
  • はちみつ 小さじ1
  • ブラックペッパー 少々

 

作り方

  1. チコリは1枚ずつばらしてから洗って水けをきる
  2. 野菜と生ハムは小さめの角切りにして混ぜておく
  3. クリームチーズ・はちみつ・ブラックペッパーを混ぜ、ペースト状にしておく
  4. チコリの上にクリームチーズペーストを塗り、その上に野菜をのせる
  5. お好みのドレッシングをかけて出来上がり

 

チコリのボートサラダは、いろんな色の野菜を使うことで、見た目も華やかになります。

 

白ワインにぴったり!

おしゃれなオードブルにもなりますよ。

 

それでは続いて、鶏肉とチコリのコンソメ煮をご紹介しますね。

 

鶏肉とチコリのコンソメ煮

材料(2人分)

  • 鶏もも肉 1枚
  • 塩コショウ 少々
  • オリーブオイル 大さじ1
  • チコリ 2本
  • バター 10g
  • 白ワイン 50ml
  • 水 150ml
  • コンソメキューブ 1個
  • レモン汁 大さじ1
  • パセリ 適量

 

作り方の手順は以下のような感じです。

 

  1. 鶏もも肉は一口大に切って塩コショウで下味をつけます。
  2. 鍋にオリーブオイルをひき、鶏肉がきつね色になるまで炒めて取り出す(火は通ってなくても良い)
  3. 同じ鍋にバターを溶かし、縦に4等分に切ったチコリの断面を下にして軽く焦げ目をつける。
  4. 鶏肉を戻し入れ、白ワインを加えアルコールを飛ばす
  5. 水・コンソメキューブ・レモン汁を入れ15分程煮込む
  6. 味見をしてから足りなければ塩で整え、盛り付けてパセリをかけて出来上がり

 

生で食べるとほろ苦いチコリですが、加熱することで苦みが少し軽減されるんです。

煮汁が余ったらリゾットにしてもおいしいですよ。

 

最後に、熱々のチコリのグラタンの作り方です。

 

チコリのグラタン

材料(2人分)

  • チコリ 2個
  • ベーコン 4枚
  • ピザ用チーズ 50g
  • 生クリーム 40ml
  • 牛乳 40ml
  • 塩こしょう 少々
  • にんにくすりおろし 1かけ分

 

では、作り方です。

 

  1. オーブンを180度に予熱する
  2. チコリはよく洗って根の硬いところを切り落とす
  3. 鍋にお湯を沸かし、沸騰しすぎない火加減でチコリを10分程度茹でる
  4. ゆであがったチコリはザルにあげて冷ましておく
  5. チーズの半量・生クリーム・牛乳・にんにくを小鍋に入れて弱火で加熱しクリームソースを作る
  6. チコリを縦半分に切り、ベーコンを巻き付けてグラタン皿に並べ、ソースをかける
  7. 上から塩コショウと残りのチーズをかけ、オーブンで20分間焼いてできあがり

 

グラタンにすると、チコリのほろ苦さとベーコンの脂がマッチしてとてもおいしいです。

ソースは、ホワイトソースほど手が込んでなく作りやすいですよね。

 

さて、チコリを使ったレシピ3つをご紹介しました。

 

チコリは生で食べるイメージがありますが、実は、そのままだと少し苦みがあります。

 

なので、慣れない方は加熱してから食べる方がおいしくいただけますよ。

 

 

今まで食べていた食材でも新しい食べ方を発見するとどんどん挑戦したくなりませんか?

そんな時は買うよりもご自宅で育てた方がお得ですよ。

 

・・・ということで、続いてはチコリの魅力に気づいた方のために、自宅で簡単に育てられる方法をお伝えします。

 
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チコリの育て方!栽培方法と増やし方のポイントは?

スーパーで買うと結構割高なチコリですが、ご自宅でも簡単に育てることができますよ。

 

生でも加熱してもおいしくいただけるチコリ。

実は、日当たりの量によって苦さを変えることができるんです。

 

日に当てて育てると、全体的に緑色になりやや苦みが増し、

日当たりを控えることでよく見る白っぽいチコリが育ちます。

 

お料理に彩りや食感を与えてくれるチコリを、ぜひ育ててみてくださいね。

 

それでは育て方のポイントを6つに分けてお伝えしていきます。

 

6つとも育てるためには大事なポイントになるのでしっかりチェックしてくださいね。

 

 

(1)用土

チコリ栽培は栄養となる有機物をたくさん含んだ肥沃で水はけのよい土が向いています。

 

チコリはアルカリ性の環境を好むので、野菜用の土を用意し一握りの苦土石灰を混ぜてくださいね。

 

(2)日当たり・置き場所

チコリは日当たりの良い場所を好みます。

明るく風通しの良い場所に置いてくださいね。

 

(3)植え付け

チコリは主に種から育てます。

種まきは夏の暑さが落ち着いた9月頃が適しています。

 

チコリの種は1粒が小さいので1つのポットや1つの穴に複数粒蒔くようにしてください。

 

チコリは深く根を張る植物なので、植え付けるときは30㎝ほどの深いプランターを用意するようにしましょう。

 

(4)水やり

通常は土が乾いたら水をあげる程度で構いません。

 

水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるので控えめな水やりを心がけてくださいね。

 

(5)肥料

植え付けた時に元肥として緩効性の肥料を施します。

生育の状況を見ながら、月に1~2回追肥を行いましょう。

 

(6)収穫

収穫の時期はどの部分を食べるのかによって異なってきます。

葉や茎は春ごろに若葉が出てきたタイミングで随時収穫します。

 

花の部分であれば5~9月頃まで比較的長い期間収穫することができますよ。

 

ですが、根の部分を収穫する場合は2年目以降のものにしましょう。

 

1年待った方がより太った根を収穫できるので、もっと楽しむことができますよ。

 

チコリの「軟白栽培」って何?

 

ここまでチコリの通常の育て方をご紹介しました。

 

ですが、この育て方だと、皆さんがよく知っているチコリではなく、レタスの外側のような濃い緑色のチコリが育ちます。

 

そこで、ここからは、皆さんがよく見慣れている白い葉を作るための「軟白栽培」についてお伝えしていきますね。

 

【チコリの軟白栽培の方法】

 

軟白栽培を行う時期は、秋または1月~2月にかけてです。

では、手順を見て行きましょう。

 

(1)チコリの葉がついていた部分(根の上の部分)を3㎝ほど残して切り取ります。

 

 

(2)深さが30㎝くらいのプランターに水はけのよい土を入れ軟化床を作ります。

(培養土・もみ殻燻炭・ココヤシピートなどを混ぜると良いですよ)

 

 

(3)掘り上げた根株を立てて植え付けます。

 

 

(4)根株の上に10~15㎝程度のもみ殻をかぶせます

 

 

(5)光を通さないように黒いビニール袋を2枚以上かぶせて室内で管理します。

 

(6)鉢の中が15~20℃になるよう気をつけながら、1週間~10日に一回の割合で水やりをします。

 

※湿度が高すぎると腐ってしまうことがあるので水やりは慎重にお願いします

 

 

(7)1か月ほどで軟白化した葉が伸びて結球するので、そこが収穫のタイミングです。

 

日を遮って育てることで柔らかく苦みがマイルドになります。

 

お好みの食感や味で育て方を選んでくださいね。

 

チコリの増やし方のポイントは?

 

チコリは種まきで増やすことができるんです。

プランターで種を「すじまき」して育てましょう。

 

すじまきの手順はこちらです。

 

(1)育苗ポットに培養土を入れ、人差し指で種をまくための溝を作ります。

 

(2)作った溝に種が重ならないように種をまきます。

 

(3)優しく土をかけて水やりを行い、芽が出るまで待ちましょう。

 

 

チコリは光を好むので、土は薄くかぶせる程度で大丈夫です。

本葉が2~3枚出てきた頃に、元気な苗を選んで植え替えを行います。

 

また、チコリは日当たりの量によって、見た目や味が変わります。

 

日がしっかり当たったチコリは苦くなりますが、その分栄養が豊富で、軟白栽培にすると食べやすいですが栄養も少なくなります。

 

どちらを優先するかで、育て方を選んでくださいね。

 

 

ところで、チコリは葉の部分だけでなく「根っこ」も利用することができますよ。

 

そう!チコリ茶のことです。

 

肝機能を強くしてくれる効果があるので、夜にお酒を飲みすぎた時、我が家では度々登場します。

 

肝臓以外にも便秘やデトックスに効果のあるチコリ茶の作り方についてお伝えしていきます。

 
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チコリ茶の作り方!味と香りの特徴は?

チコリを自宅で育てた時、葉の部分だけ食べて満足していませんか?

 

実は、チコリの根の部分を使ったチコリ茶は、チコリコーヒーとも呼ばれ、香ばしい風味と苦みを楽しむことができるんです。

 

チコリ茶は、ノンカフェイン。

なので、コーヒーが好きだけど控えている方にもぴったりです。

 

ですが、チコリに含まれているイヌリンという食物繊維の効果が強すぎて子宮を収縮してしまう可能性があります。

 

妊婦さんや授乳中の方はは控えるようにしてくださいね。

 

そんなチコリコーヒーは飲み方にはちょっとしたコツがあるので、チコリ茶の作り方と味や香りの特徴をお伝えしますね。

 

生のチコリからハーブティーを作る方法

  1. チコリの根を皮ごと小さくみじん切りにします
  2. フライパンに入れ、ごく弱火で煎りはじめます
  3. 茶色に色づき、いい香りがしたら火から外しましょう。

 

※焙煎には約20~25分程かかります。

余熱でも焙煎がすすむので、もう少しかな??思う程度で止めてくださいね。

 

チコリ茶の作り方

まず、コーヒーのようにフィルターから煮出して頂きます。

 

チコリの量は、普段飲んでいるコーヒー豆と同じくらいの量で大丈夫です。

 

最初の方は味を見ながらチコリの量を調整してくださいね。

 

 

【チコリ茶の味や香りってどんなもの?おいしいの?】

 

チコリ茶は非常に香ばしく、コーヒーに似た風味と苦みを味わうことができます。

 

そのままでも楽しめますが、砂糖やミルクを足したり、ダンデリオンやルイボスとブレンドするとおいしくいただけます。

 

 

また、チコリコーヒーにコーヒーをブレンドすると、コーヒーの風味が引き立ちますよ。

 

ヨーロッパでは「パリジャンコーヒー」「チコリブレンド」と呼ばれ人気があります。

 

私は実はチコリ100%は少し苦手なので、いつもコーヒーとブレンドしているんです。

 

コーヒーを飲みながらミネラルや食物繊維が一緒に補給できるというお得な飲み物に変わるのでおすすめです。

 

コーヒー:チコリ茶=7:3が飲みやすいですよ。

 

薄めに煮だすと紅茶のようなハーブティーのような味わいも楽しめるので暑い夏にいかがでしょうか。

 

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まとめ

今回は、チコリのレシピや育て方、チコリ茶の淹れ方についてお伝えしました。

 

チコリの持つほろ苦さはいつもの料理に広がりを与えてくれますね。

 

紹介したレシピは3つ。

  • チコリのボートサラダ
  • 鶏肉とチコリのコンソメ煮
  • チコリのグラタン

でしたね。

 

生で食べる事が多いかもしれませんが、加熱すると初めての方でも食べやすくなります。

ぜひ作ってみてくださいね。

 

育てる時はポイントを守りながら自分が求める味や効能によって日の量を変えてください。

 

根っこはぜひお茶にしてチコリを丸ごと楽しみましょう。